7月6日、早稲田大学でシンポジウム「地方政府の時代~二元代表制を問う」が開催された。(主催 早稲田大学大学院公共経営研究科、早稲田大学マニフェスト研究所)
小生もローカルマニフェスト推進地方議員連盟賛助会員の一員として参加した。
最初に、「第2期分権改革と地方議員のあり方」として増田寛也総務大臣の特別講演が行われた。
氏は、自治行政権、自治財政権、自治立法権を地方に移し、完全自治体にしていくことが大事であることを力説された。
次いで、早稲田大学マニフェスト研究所長の北川正恭氏の基調講演「地方議会から日本を変える」が行われた。
氏は、このなかで、地方の政策は、質も量も必要、それぞれ政策をどんどん出して、議会が条例を制定し、執行部が執行し、議会がチェックするという流れをつくり、議会の権能を徹底的に高めう。と主張された。
講演の後、パネルデスカッション「地方政府において期待される地方議会の役割」が行われ、議会基本条例の制定と効果などについて意見が交わされた。
議会基本条例は、北海道栗山町が全国で初めて制定され、地方議会での議論を活発にし、住民に感心をもってもらうため、議員間の自由討議や首長が議員に逆質問できる反問権を明文化し、定期的な住民報告会の実施も定めた。その後、同様の条例制定が相次ぎ、今年4月末までに17議会が制定し、今後128自治体で制定を目指しているという広がりぶりである。
デスカッシヨンにおいても、議会基本条例により、議決責任、通年議会の効果などについて意見発表があり、注目された。
地方が自らの責任と権限で、「地方政府」として運営していくべき分権型社会において、地方議会の役割が今後ますます重要になってくることは必須である。